「切る!」技術—スリット加工とシートカット加工|仲代金属

株式会社仲代金属

「切る!」技術

スリット加工とシートカット加工

0.1mm以下に、正確に切る

「切る!」技術―どんな金属でも切断する、当社の技術をご紹介

1.スリット加工

3mmの金属条を0.1mmにスリット加工

 様々な性質を持つ金属箔を、細く加工するのが「スリット加工」です。仲代金属のスリット加工は、0.1mm以下の幅での切断を高精度に行うという、世界最高の技術を誇ります。例えば、厚さ0.1mm、幅3mmのテープ状の銅を、幅0.8mm×30本に加工します。

 最も一般的なスリット加工は、ステンレスや一般非鉄金属に行います。近年では、国内外において高い技術水準を持つアモルファス合金のスリット加工が増加の傾向にあります。

スリット加工 スリット加工

事例

 世界のエアバッグの7割に、当社のスリット加工品が使用されています。また、エアバック以外の自動車部品、携帯電話などの電池部品、エアコンなどの家電製品用トランスなど、さまざまな分野で活用されています。

2.シートカット加工

金属スリットを0.1mm×0.1mmにシートカット加工

 薄い金属板にスリット加工を施した後、それを細かくカッティングすることを「シートカット加工」と呼びます。当社オリジナルのシートカット装置を開発することで、幅0.1mm×長さ0.1mmの超精密シートカット加工を高い品質水準で可能にしました。

スリット加工 スリット加工

事例

 当社のシートカット加工は、非常に薄い金属箔でも切断することが出来ます。そうして加工された部材は、例えばモバイル機器用のポリマー電池へ応用されているなど、次世代の技術開発に大きく貢献しています。

3.加工の精度

加工の精度

 仲代金属では、常に加工の精度を追求しています。現在では、幅0.8mmのスリット加工において5ミクロン(=約0.5%)の狂いも無い、という高精度な加工を実現しています。こうした精度を維持することで、当社の加工品が部品として使用された際に、不良品や予期せぬ事故の発生を防ぐことが出来ます。

加工の精度

事例

 最近、大手自動車会社のエアバッグに不具合が発見され、リコールされるという事件が発生しました。これは、エアバッグに用いられているスリット加工の部材が、不良品であったことによるものです。エアバッグの金属線は加工の難しい複合材ですので、技術力の無い業者が加工を行うと、このような問題が起こってしまいます。

 また、外国で携帯電話の電池が爆発して使用者が亡くなるという事件が頻発していますが、この大部分は同様にスリット加工部材の不良品が原因と推測されています。国際的な問題となった新型大型旅客機のエンジンの出火も、スリット加工部材が原因と疑われています。

 0.1mmという極小の部品であるからこそ、精度の維持が重要な意味を持ちます。